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従業員の入退社手続きを完全ガイド|中小企業の労務管理を効率化する方法

はじめに
従業員の入退社手続きでこんな悩みを抱えていませんか?
- 手続きが複雑すぎて何から始めればいいかわからない
- 期限を守れずに法令違反になるのが怖い
- 年に数回しかない業務だから覚えられない
- 人手不足で専門知識のない人に任せっきり
- 社労士に頼みたいけど顧問料が高すぎる
本記事では、中小企業が直面する入退社手続きの課題と、それらを効率的に解決する方法について詳しく解説します。記事の最後では、スポット対応で利用できる社労士サービスを活用することで、どのように労務管理の負担を軽減できるかをご紹介します。
入退社時の手続きの流れ
従業員入社時に必要な主要手続き
社会保険関連の手続き
- 健康保険・厚生年金保険の資格取得届(入社から5日以内)
- 雇用保険の資格取得届(入社の翌月10日まで)
- 被扶養者届(扶養家族がいる場合)
労働保険関連の手続き
- 労働者名簿の作成・更新
- 賃金台帳の作成・更新
その他の手続き
- 所得税の扶養控除等申告書の提出
- 住民税の特別徴収に関する手続き
従業員退社時に必要な主要手続き
社会保険関連の手続き
- 健康保険・厚生年金保険の資格喪失届
- 雇用保険の資格喪失届
- 離職票の作成・交付
同月内入退社の特殊ケース
同月内に入社・退社が発生した場合、社会保険料の取り扱いが特殊になります。原則として、同月内の入退社では社会保険料が1ヶ月分満額徴収されるため、従業員への説明と適切な処理が必要です。
手続きの期限と重要性
これらの手続きには厳格な期限が設定されており、遅延や漏れは以下のリスクを招きます。
- 従業員への影響:保険給付を受けられない、離職票の遅延による失業給付の遅れ
- 会社への影響:監督官庁からの指導、企業の信頼失墜
よくある手続きミス
ここでは、具体的にどのようなミスが起こりうるのか、その結果どのような不利益を被るのか見ていきましょう。
ケース1 資格取得届の提出遅延による損害
状況:中小製造業A社で、新入社員の健康保険資格取得届の提出が2週間遅れた。
結果:
- 新入社員が入社直後に体調を崩し医療機関を受診
- 健康保険証がまだ発行されていないため、全額自己負担(約15万円)
- 後日保険適用されたが、手続きに1ヶ月を要し従業員の不信を招く
ケース2 同月内入退社の社会保険料処理ミス
状況:IT企業B社で、同月内に入退社した従業員の社会保険料を誤って日割り計算で処理。
結果:
- 給与計算システムの修正と過去データの再計算が必要
- 同様のミスがないか全従業員分の確認作業を実施
ケース3 離職票交付の遅延による労働者とのトラブル
状況:小売業C社で、退職した従業員の離職票交付が1ヶ月遅れた。
結果:
- 退職者が失業給付を受けられず、生活に支障
- 労働者から損害賠償請求の脅威
- 会社の評判がSNSで拡散され、採用活動に悪影響
共通する問題点
これらの事例に共通するのは、
- 専門知識不足による手続きミス
- 期限管理の不備
- 少ない経験による判断ミス
- 確認体制の不備
中小企業では人事労務の専門スタッフを常駐させることが困難なため、このようなリスクが常に存在します。
スポット社労士くんに任せよう!
従来の社労士サービスは年間契約や高額な顧問料が一般的でしたが、スポット社労士くんは必要な時に必要なサービスだけを利用できる画期的なシステムです。
- 顧問契約不要のスポット利用
- 明確な料金体系で予算管理しやすい
- 専門システムによる効率的な手続き
- 社労士による専門的なサポート
具体的なサービス内容と料金
会社設立時の従業員関連手続き
| サービス名 | 料金(税込) | 内容 |
| 社会保険新規適用 (システム利用・セルフ) | 0円 | 従業員を初めて雇用する際の社会保険適用手続き |
| 社会保険新規適用 (システム利用・社労士チェック付き) | 5,500円 | セルフ手続き+専門家による確認 |
| 社会保険新規適用 (フル代行) | 25,300円 | 社労士による完全代行サービス |
| 労働保険新規適用 | 29,700円 | 労働者災害補償保険・雇用保険の新規適用 |
従業員の入社・退社手続き
| サービス名 | 料金(税込) | 対象手続き |
| 資格取得届(雇用保険) | 3,300円 | 従業員入社時の雇用保険加入手続き |
| 資格取得届(社会保険) | 3,300円 | 従業員入社時の健康保険・厚生年金加入手続き |
| 資格喪失届(雇用保険) | 3,300円 | 従業員退社時の雇用保険脱退手続き |
| 資格喪失届(社会保険) | 3,300円 | 従業員退社時の健康保険・厚生年金脱退手続き |
扶養関連の変更手続き
| サービス名 | 料金(税込) | 内容 |
| 被扶養者(異動)届 | 3,300円 | 従業員の扶養家族追加・削除時の手続き |
特記事項
- 外国籍従業員:別途追加費用が発生
- マイページ利用:一部サービスは専用システムからの申し込みが必要
- 無料相談:手続きに関する相談は無料で対応
これらのサービスにより、従業員の入退社に伴う社会保険・労働保険の各種手続きを網羅的にサポートしています。
マイページ機能
- 24時間いつでも申し込み可能
- 手続きの進捗状況をリアルタイムで確認
- 過去の手続き履歴も一覧で管理
サポート体制
- 無料相談窓口の設置
- メールでの質問対応
- 緊急時の電話サポート
手厚いサポートが充実しているので、初めての方でも安心してご利用いただけます。
まとめ
従業員の入退社手続きは、中小企業・零細企業にとって避けて通れない重要な労務管理業務です。しかし、複雑な法令と厳格な期限、そして高い専門性が要求されるこれらの手続きは、多くの企業にとって大きな負担となっています。
スポット社労士くんに依頼すれば、年間約25万円〜47万円のコスト削減を実現しながら、法令遵守と業務品質の向上を両立できます。
従業員の入退社手続きでお困りの際は、ぜひスポット社労士くんをご活用ください。
最終更新日
最終更新日:2025年10月16日

早稲田大学教育学部卒業後、大東京火災海上保険、メットライフ生命、中堅企業の総人事部、個人社労士事務所の開業を経て、スポット社労士くんの創業に参画。大阪府出身。




