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2024.09.27

【完全無料】労働者代表の選出専門クラウドサービス「楽楽代表」

 

賃金や労働時間について、会社側との取り決めを行う「労働者代表」。実は、法律により、会社の一存で決めてはいけないことになっています。この記事では、「初めて労働者代表を選ぶ社長・担当者」の皆さまに向けて、労働者代表の役割や選出時のリスクを解説いたします。無料で使える支援サービスもご紹介!ご活用ください。

 

 

労働者代表

労働者代表とは「労働者の過半数を代表する者」です。例えば、時間外労働・休日労働に関する「36協定」や、会社のルールブックである就業規則の作成・変更の際には、会社側と労働者代表による、書面での協定が必要です。

 

任期については、法令上、明確な定めはありません。ただし、36協定の有効期間(1年)にならい、1年間の任期とすることをお勧めします。労働者代表の効力があるのは協定成立過程であるため、成立後に本人が異動・退職しても、問題はありません。

 

 

会社が決めるのはNG

労働者代表は「すべての労働者が参加した民主的な手続き」によって決める必要があります。つまり、選ぶのは正社員(管理職も含む)、パート、アルバイトであり、会社側で「良さそうな人」を指名して決めてはいけません。また、管理監督者(課長など)は、労働者代表にはなれません。

参考:厚生労働省・都道府県労働局・労働基準監督署

 

 

以上のルールに違反した状態で締結された36協定等は無効となります。したがって、無効な36協定によって時間外労働や休日出勤をさせたとして、労働基準法違反になることがあります。その場合、労働基準監督署による指導や是正勧告、さらには罰則を受けることになります。

 

さらに、不満を抱えた従業員が、訴訟を起こす可能性があります。これにより労使関係が悪化することも考えられます。裁判に負ければ多額の支払いを求められるだけでなく、従業員との信頼関係が損なわれ、経営に支障が出てしまうかもしれません。

 

【過去の裁判例】

寺社のふすま絵や壁画の彩色や修復などを手がける京都の業者の元従業員4人が、未払い残業代の支払いを求めた訴訟。京都地裁は「裁量労働制の採用手続きが適法に行われていない」などとして、男性経営者に計約2610万円の支払いを命じた。

参考:読売新聞2017年4月28日朝刊「残業代2610万円支払い命令 地裁 ふすま絵彩色業者に=京都

 

中小企業さまを専門とする社会保険労務士法人として、「あらゆる会社さまに、適正な手続きで労働者代表を選出しなかった場合のリスクに備えていただきたい・・・!」そんな願いを込めて、「楽楽代表」を無料公開することにいたしました。

 

 

労働者代表の選び方

労働者代表選出の選出方法の1つとして、全労働者にメールで通知し、投票によって選出する方法があります。この時、メールに対する返信のない者を信任(賛成)したものとみなす取扱いとしたり、返信がない場合は信任(賛成)したものとみなす旨をメールに記載したりしている企業様もいらっしゃいます。しかし、厚労省は回答がなかった場合は、電話や訪問等により、直接意見を確認する等の措置を講じなければならないとしています。参考:厚生労働省・都道府県労働局・労働基準監督署

 

36協定等は事業場単位(本社、支店、支社、営業所など)で締結します。そのため、事業場が複数ある場合、「事業場ごと」に労働者代表の選出が必要です。例えば、A事業場に勤務している従業員をB事業場の労働者代表として選出することはできません。

 

【派遣業の場合】

スタッフを各企業に派遣する(いわゆる「派遣元」)の場合、労働者代表を選出する際は、派遣先に行っているスタッフも投票に参加してもらう必要があります。

参考:厚生労働省

なお、「派遣先」で労働者代表を選出する際、派遣会社から派遣されている社員は含みません。

 

楽楽代表のすごいところ

適切な選出手続きが、簡単にできる

お知らせは全従業員に一斉メール配信。メール文面はテンプレート化しております。従業員はメールの案内に従って、立候補、投票します。所要時間はわずか1分。結果は公表されるため、透明性の高い選出が実現できます。

 

 

 

PDFでデータ保存できる

投票結果はPDF形式でのダウンロードが可能。社内で保管して、必要な時にいつでも閲覧することができます。

 

 

 

複数事業所に対応

「事業場ごと」に労働者代表の選出が必要になりますが、各所にメールを送って集計して・・・と大変な作業です。クラウドを使えば、一括管理できます。

 

 

 

完全無料

以上の機能がすべて無料!!これから労働者代表を選出しようとしている皆さまにぜひ使っていただきたいサービスです。

 

 

 

システム利用の流れ

ユーザー登録後、すぐに利用できます。

登録はこちら

 

 

 

①各事業所の情報入力

事業所名、所属従業員のメールアドレス一覧を入力。

 

 

 

立候補者の名前募集

労働者代表の立候補者を募集します。各従業員に一斉メールを配信し、立候補者はメールの案内に従いWeb上で立候補を行います。【所要時間1分】

 

 

 

全従業員による投票

立候補者に対しての投票を行います。各従業員に一斉メールを配信し、従業員はメールの案内に従いWeb上で投票を行います。【所要時間1分】

 

 

 

投票結果の公表・労働者代表の決定

投票結果を一斉メールで公表します。投票結果はPDF形式でのダウンロードが可能です。

 

 

 

【複数事業所の登録方法】

ログイン後、メニューから複数の事業場を追加で設定できます。

 

【手順】メニューバーから「事業所の追加」

⇒メニューバーの左に追加された事業所が表示

⇒事業所ごとに「+新規選出」

 

本社以外に複数の事業場がある場合は、最初に「事業所の追加」から本社以外の事業場を登録しておくと便利です。

 

 

 

 

もっと使いやすく!修正リクエスト受付中

ここまで、初めて労働者代表を選出する企業の社長、担当者さま向けに、労働者代表選出の専門クラウドサービス「楽楽代表」を解説いたしました。

 

 

 

本サービスをより良いものにしていくために、修正リクエストを随時募集しております。また、36協定等に関するご相談もお待ちしております。

 

以下よりお問い合わせください。

 

【受付】平日10:00~19:00 

※ご相談内容によっては、有料の労務相談に切り替える場合がございます。

※「記事を見た」とお伝えください。

電話  03-6272-6183 メール info@spot-s.jp

 

 

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