無料ご相談・お問合わせはお気軽にお申し込みください。

【受付】平日10:00-19:00

人事労務のご相談03-6272-6183

お手続き・入力方法について04-7197-1100

LINE

お問い合わせ

いい会社をストーリーする。

スポット社労士くん

News

産休・育休

産休・育休

2021.10.11

【事例紹介】くるみんマーク取得企業4社をご紹介 〜岐阜県ver〜

「くるみんマーク」とは

「くるみんマーク」とは子育てサポート企業として、厚生労働大臣の認定を受けた証です。

また、くるみん認定を既に受け、相当程度両立支援の制度の導入や利用が進んでいる等、高い水準の取組を行っている企業の評価をしつつ、継続的な取組を促進するため「プラチナくるみんマーク」もあります。

これらは、子育てサポート等に取り組んでいるという指標の1つとなります。

くるみんマーク・プラチナくるみんマークについて |厚生労働省 (mhlw.go.jp)

今回は岐阜県の事例を4つご紹介いたします。

 

【株式会社メルコエアテック】

株式会社メルコエアテック

・業種→空調換気送風機の製造販売

・従業員数→92名

社員外従業員には子どもがいる女性が多いので、子どもの行事等に利用できる休暇が必要だと感じ、取り組み始めたそうです。

具体的な取組として、

・セルフサポート休暇の取得

 正社員のみが利用できたセルフサポート休暇を無期転換した社員外従業員にも利用できるように改定しました。

・マイカレンダー計画書の作成

 年次有給休暇の当年発生日数に対して、個人の取得率を50%以上とするために実施しています。年次有給休暇の取得状況を毎月部門管理者に配布し、取得が進まない者についてマイカレンダー計画書を作成し休暇の計画的取得を促しています。

そのほかにも看護休暇を小学生3年生まで利用できるように拡大したり、派遣社員を採用することによって育児休業の取得や復帰を円滑にしました。

これらの制度によって、子どもや家族の看護休暇が取りやすくなり、育児休暇については希望する女性従業員が取得率100%を達成しています。

従業員からは「心置きなく育児休暇を取得できる」「妻の子育ての負担を大幅に減少できる」といった声が上がっているそうです。

【社会福祉法人はしま】

社会福祉法人はしま

・業種→特別養護老人ホーム

・従業員数→175名

もともと女性職員が多い職場ですが、育休復帰後に家庭と仕事の両立に苦しむ職員を多く見てきたことから、取り組み始めました。

具体的な取組として、

・相談窓口の設置

現場の主任が相談窓口となって随時健康面での配慮を行っています。事務的な手続きを事務次長が行うことによってより気軽に相談できる体制を構築しています。

・母性健康管理制度の周知

妊娠中・出産後の女性職員の母性健康管理についての制度をすべての職員に周知することによって、ハラスメントのない環境づくりをしています。

そのほかにも、妊娠の報告があった女性職員への定期的な面談による勤務内容の見直しや「8のつく日はノー残業デー」、子どもが小学校就学の時期に達するまで育児短時間勤務制度と時差出勤制度の利用、育児目的休暇を実施しています。

これらの制度によって、女性の育児休業取得率は100%で、「家庭と仕事を両立できる」といった声も上がっています。

【株式会社 FiveBoxes】

株式会社 FiveBoxes

・業種→学習塾、保育園等の運営

・従業員数→111名

障がいのある方や子育て中の方、高齢の方等「誰もが活躍できる社会を実現する」というビジョンのもとに子育て世代の従業員が働きやすい会社づくりに取組始めました。

具体的な取組は、

・職務に関する情報提供と相談窓口の設置

 相談窓口については育児休業中の従業員を含めて周知し、窓口相談員に対して研修を実施しました。

・ノー残業デーの設定

 毎週水曜日をノー残業デーに設定し、所定外労働の削減を目指しました。

そのほかにも、育児休業を取得しやすい職場にするために休業から復職までの個別相談等の支援、所定外労働の制限を子どもが小学校就学始期に達するまでに拡大しました。

これらの制度によって、男女ともに育児休業取得率が100%を達成しています。

従業員からは、「パートだが育休を取得させてもらえた。」「男性の育児休業に理解があったため子どもの成長を見ることができた。」といった声も上がっています。

【株式会社市川工務店】

株式会社市川工務店 

・業種→建設業

・従業員数→360名

出産・育児に関わる制度の問い合わせからその対応を環境改善の取組を始めました。

具体的な取組として、

・妊娠、出産、育児の時期の社内制度の周知

「出産・育児ハンドブック」を作成、配布することによって社内制度や公的制度を周知し、従業員が育児と仕事が両立しやすい環境づくりをしています。

・育児休業取得者の集会の実施

 年に1回程度、育児休業取得者の集まりを開催することで、働いている社員との情報交換や職場復帰への悩み、子育て相談等を共有する場を設けています。

そのほかにも、毎週水、金曜日をノー残業デーと定めたり、育児短時間勤務制度を小学校就学の始期まで拡大しています。

これらの制度によって、女性社員の育休取得率は100%を達成しています。

また、従業員から「ハンドブックで不安が解消された」「育児休業取得はとても良いことだとわかったので2人目の時はもっと長期で取得したい」といった声が上がっています。

やはり会社が子育てのサポートに取り組んでいると、従業員は子どもの成長を身近に見ることができたり、家族との時間の大切さに気が付きやすいようです。

くるみんマークの取得の参考にしてみてはいかがでしょうか。

関連記事

一覧へ戻る

CONTACTお問い合わせ

サービスについてのご質問やご相談など、まずはお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせフォームはこちら