社労士業務の効率化で生まれた時間は、本来行うべき仕事に向けることができ、利益を生めるのです。
シャインパートナーズ株式会社 代表取締役 岩本炯沢 氏
「スポット社労士くん」を知ったきっかけは?
正直な話、社労士にお願いする仕事は、やろうと思えば会社内部でできてしまうことが多いと思います。しかし、私たちが作ると10時間かかる書類を、社労士に任せれば1時間で作成してもらえるといったように、プロに任せることでその作業時間を大幅に短縮できます。すると、そこで生まれた時間は、本来行うべき仕事に向けることができ、利益を生めるのです。私は創業当時からそう考えていたので、「外部に任せられることは、任せてしまおう」と、顧問の社労士を契約していました。しかし実際には、毎月固定の顧問料に対して、お願いできる仕事の量にムラがあることに気づいたのです。そんな時、弊社顧問の税理士から「スポット社労士くん」のお話をうかがい、お願いしたい時だけ社労士にお願いできるところに魅力を感じ、切り替えることにしました。
「人事労務freee」の年間契約もご利用されていますよね?
はい、実は知ったタイミングはこちらが先なんです。当時は他のソフトを使っていたので、切り替えようか悩んでいたのですが、その時に「スポット社労士くん」のサービスの話と、スタートアップサポートが受けられることを聞きました。そこで両方とも必要性を感じて契約することに決めました。
実際に変えてみていかがでしたか?
「スポット社労士くん」の方は、想像していた通りとても使い勝手が良かったです。その中で私が一番印象に残っているのは、就業規則の作成についてです。私自身、今はまだ必要ないのではないかと思っていたのですが、「スポット社労士くん」の先生から、「創業間もない会社だからこそ、就業規則が商取引でもプラスになる」とアドバイスをいただきました。実際に作ってみるとその通りで、大手の会社と取引きをする時ほど「就業規則を作っておいてよかった」と感じる場面が多いです。また、「人事労務freee」については、それまで給与計算を社労士に任せっきりで、社員の勤怠や賃金など労務コストが見えにくかったのですが、クラウドで可視化できるようになったのが良かったです。
では、最後に創業者へ一言お願いいたします!
社長が自分で全部やろうとすると、目の前の仕事に手一杯で、新しい仕事を作ることができなくなり、会社も社員も成長できません。だからこそ、自分以外の社員を信頼し、責任のある仕事を任せることが必要です。その時は、失敗することも予測し、対応を準備しておくべきです。逆に、ここですべき失敗を5年後10年後にしてしまった場合、損害はもっと大きなものになるでしょう。創業者の皆さんは、創業1年目の失敗の損害は微々たるものだというくらいの心持ちで、社員に大きな仕事を振っていくとよいかと思います。
シャインパートナーズ株式会社 代表取締役 岩本炯沢 氏
2007年に韓国へ留学。9年間、学生から社会人としての生活を送る。海外で日本の『MANGA』が広く認知されていることに可能性を見出し、2016年の帰国後に起業。少数精鋭で1期目から黒字経営を続けている。日本のマンガを、国内外でもっと一般化させることを使命としている。出版社やwebメディアとのパイプ役を務め、設立1年目から新人作家を15名デビューさせた。その勢いは2年目の今も続いている。
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