税理士とは？

１.　なぜ税理士が必要なのか？

「税理士」とは一体何者なのでしょうか？

皆様の周囲にも毎月２～３万円の顧問料を払い、税理士に依頼している企業様がいらっしゃるでしょう。

しかし、自社のお金のことなら、社内で手続きをすればはず…わざわざ税理士を雇う必要はあるのでしょうか？

税金・会計の仕組みは非常に複雑で、税や会計は法律が頻繁に変わります。違法書類を作成したり、脱税になったりしないように常に最新情報を取り入れ、正しく申請する必要があります。

会社員が普段の業務に加えて、これらをこなすのは相当な負担がかかるでしょう。

税理士は「会社を守る、税と会計の専門家」です。つまり、高度な専門知識を活かして、一般人には難しい業務ができる人です。

難しいことは税理士に任せることで、自分の仕事に集中することができます。

税理士の主な仕事は２つあります。

①　税金の申告書を作成する

　定期的(月に1回のことが多い)に提携先の企業を訪れ(オンライン面談の場合も)、企業の取引先からの領収書や請求書を集めます。年末までに企業の収支をまとめ、年に1度、税務署に申告します。

②　会社のお金を守る

税務署への申告は年に1度ですが、会社の経営状態は継続的にチェックする必要があります。経営者とは定期的に(月に1回のことが多い)面談を行い、毎月の収支から課題を見つけ、次月以降の解決策を一緒に考えます。

また、会社を相続したり設備投資を始めたりと、お金が動く時には「金庫番」として、どのくらいのお金を使う（または不足している)のか計算し、経営者にアドバイスします。

税理士は税と会計の専門家として、様々な場面で活躍しています！

①国民に対して

・将来を担う子供たちに対して、税についての正しい知識と理解を深めるために租税教育などを行います。

・「税理士記念日（2月23日）」や「税を考える週間（11月）」など、各地で「無料税務相談」を行っています。

②国に対して

・都道府県や市町村における税金の使途をチェックします。

・税金から支払われる国会議員や政治団体の政治資金の監査を行います。

お金のことは相談しづらいと感じる方もいらっしゃるかもしれません…実は、税理士は職務上、知った秘密を守る「守秘義務」があります。安心して、税理士に相談することができますね！

身近に、いつでも相談できる税理士を見つけておきたいところです。

しかし、「税理士事務所」の種類も多様化しており、「オンライン相談のみ」「経営相談も可」など事務所によって得意不得意があります。しかも、税理士は全国に約8万人もいるとされます(※)。

会社の大事な「金庫番」を任せるならば、自社の目的に合った、信頼できる税理士と出会いたいですよね。

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以上、「税理士」について解説致しました。お金のことは税理士に任せて、安心安全な経営状態で、さらなる企業成長を目指しませんか？

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